佐久間象川

アクセスカウンタ

help リーダーに追加 RSS またまた、NHKの問題

<<   作成日時 : 2008/01/23 06:53   >>

トラックバック 4 / コメント 3

昨年 (2007/10/13)に▲「またもNHKの問題
の記事を書いたのだが、体質というものは変わらないもので、またまた問題を起こして、今回は流石に会長も辞任した。

基本的に職業倫理を持っていない組織なのだから、
  遅かれ早かれ起こるべくして起こったことである。

3人の記者がインサイダー取引をしていたのが見付かったというのだが、3人は共謀したのではなく、別々にやっていた、ということは、一つの事件というのでなく、その組織がそういうことをする人間たちの集団であるということ。
NHKの人間達とはそういう人種だと承知している私には、別にニュースというほどのことではない。 どうせ他にもまだ見付かっていない同様なことが、幾つでも有るであろう。

ただ、読者、視聴者の不信感がメデイア全体に及ぶ事は、日本全体の大問題なので、政治も行政も他人事と思わずに対処して欲しい。
日本で、記者のインサイダー取引は始めてのことである。
しかし、世間では“発覚したのは初めて”でも、見付からない処でメデイアとはそういうものだと勘繰るかもしれない。
そうしてメデイア全体に不信感が拡大すると、社会の機能が損なわれる。

★ ★  ★ ★  ★ ★ ★ ★

私はこれは、NHKの問題であって、日本のメデイア全体の問題ではない、と考えている。
 それには根拠があって、以前に書いた

ブログ開設一年を振返り、{4}NHK問題:(2)

にある事例を記憶して居るからである。
あそこで紹介された事件は、週間ポスト 05/3/11 号に紹介されているが

日本中の超大企業から個人商店に近い経営形態までを含めて、また大小の海外外企業も含めて、4000社の全ての企業が、ある大学に対して一つの約束をし、その約束を守った。
只一の例外で、約束を破ったのがNHKであった

   という見事なものである。


日本中で唯一、ある企業が他の企業と歩調を揃えなくても、それ自体は非難できない。
業界が不法な談合をしようとするときに、歩調を乱すのは、寧ろ立派である。
然し、その行為がいけないことだと承知していて約束を破るのは、倫理観の欠如である。


週間ポスト 05/3/11 号に載った話では、
当初はタカを括っていたNHKが、問題が面倒になりそうだと見て取ると、300万円位の金額の商品券(らしきもの)を持参してもみ消しに掛かった、という。
つまり、NHKもそれが悪い事と知っていて行った事がこれでわかる

こういう実績が有るから、私は今回のインサイダー取引行為は、NHKの問題であって、日本のメデイア全体の問題ではない、と考えている


★ ★  ★ ★  ★ ★ ★ ★

前回記事、「 ▲またもNHKの問題
に書いたように、
ニュースの時間の三分の二を掛けて、“赤福”と“パロマ湯沸かし器”を扱い、
残りの僅かな時間で、国会の論争、自動改札機トラブル、相撲協会の対応、年金保険料横領事件と政府の対応の問題の報道をする。
ニュースの重要さの評価が出来ない、こんな報道機関が、税金の様に国民から強制的に、聴取料を取ろうと考えているのは笑止である。

時の権力者には弱いNHKが、当時は日の出の勢いの朝青龍を批判しないで、八百長疑惑の問題を、取り上げたこともなかったのは、自然であった。
現在の春場所でも、国民の気持ちはあのふてぶてしい朝青龍批判にあり、一昨日の懸賞金も2本だけしかなかったのに、アナウンサーがそれを一言も言わないでどうでも良い話をしている。
馬鹿でないならば、ワザと話題にするのを避けているのだろう。

NHKアナウンサーの日本語の酷さ、その他の多くの問題の根源は、
 職員の縁故採用に、根源がある


 NHK経営委員会の古森重隆委員長発言に対し、NHK側は反発していたが、若しも委員長発言が気に入らなければ、
職員の縁故採用を止める事と、偏った価値観でニュースの大切さを評価する馬鹿さを反省する事、そして取材の名に便乗して数十名が海外旅行を楽しむのを廃止することが、
反発発言の前提として必要である。

なお私が従来、NHKについて書いた記事には、以下のものがある:
  ▲「NHKらしさ」
  ▲「NHKの体質」
  ▲ ブログ開設一年を振返り{3}、NHK問題:(1)
  ▲ブログ開設一年を振返り、{4}NHK問題:(2)
  ▲文化と常識の変遷(5c) マスコミと日本滅亡
  ▲「またもNHKの問題

設定テーマ

関連テーマ 一覧

月別リンク

トラックバック(4件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
公務員職務不履行罪の提案に賛成(2)
◎地球温暖化の問題に付いても、佐久間氏は、  ▲伝統文化と常識の変遷(6b) 地球温暖化問題: の最後の部分に書いている。 ...続きを見る
晩秋
2008/01/24 04:40
【政治】小沢氏、ダボス会議欠席へ。ダボス会議、23日開幕。
週半ばですが、前にエントリあげているので、更新であげます。 ...続きを見る
散策
2008/01/24 21:11
NHK問題{正月の感想(2)}
正月の感想(1)、を書いたときには、それに続けて「正月の感想(2)」、の題でエントリーを書く予定でいた。 ところが、Alpsブログを見てコメントを入れた経緯から、予定を変更して、▲旅は計画をチャンと、を書いたのだった。 ...続きを見る
二人のピアニストに思う
2008/01/26 10:49
NHK問題{正月の感想(2)・続}
フランス五月革命の時に、フランス国営放送ジャーナリスト達が、「放送品位の向上」をスローガンにストを行い、時間は掛かったが、実を結んだ。  当時のフランスの私の友人が「テレビは、程度の悪い人間の見るもの」 と言っていたのを思うと、ストに依って放送品位を向上させた労働者は偉い。 NHKの人達も見習って欲しい。 ...続きを見る
二人のピアニストに思う
2008/01/31 07:43

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
大体は同感ですが、最後の所は意見が違います。
NHKにも日本語綺麗に話せるアナウンサーが居ます。
只、その人たちは干されていて普段は出てこないのです。 朝のホットモーニングだとか、視聴者の多い時間には、日本語もマナーも常識も駄目なアナウンサーだけが出るので誤解されるけれども、人材がないのではなく、くだらない奴がいい地位を与えられるのはNHKだけでなく、日本中に多くある現象ですから仕方ありません。
嘘だと思うならば、深夜とか、普通の人には都合の悪い時間を見れば素晴らしいアナウンサーが居る事が分りますよ。
痩せ蛙
2008/01/24 16:08
佐久間様
トラックバックありがとうございます。NHKは、親方日の丸の体質があるとは聞いたことがあります。一方、「クローズアップ現代」、「ワーキングプア」シリーズ、「ハゲタカ」など、問題提起をする番組も多いと思います。スポンサーが絡まない分、自由度があるのだと思いますが、今回の件で、NHKバッシングが加速し、きれいごとさえ、聞くことができなくなってしますことを危惧いたします。私の拝見しているブログ主のかたで、「NHKを全力で守ろう!」というエントリを書かれているかたがおりました。寒い日が続いておりますので、おからだにお気をつけください。風邪、インプルエンザが流行っています。
散策
2008/01/24 21:36
痩せ蛙様。 久々のコメント有難う御座います。 でも、組織に優秀な人材が居ても使わなければ駄目です。
二人のピアニスト君が07/8/28「終戦60年と柳澤恭雄」について書いていたが、若しもあの時にNHKに柳澤氏が居なかったらば、日本は終戦が出来ずに、現在のコソボの様になっていた。
然し、その柳澤氏はNHKに愛想をつかして飛び出した。有能な人が居ても、無能な者の方が幅を利かすようでは、駄目だと思います。

散策様。 他人様のブログを見るだけで、自分では殆ど書かない老人に、丁寧なコメントの上に、健康のお気遣いまで有難う御座います。 、(沖縄の人の様に)その場に居て見ていたということが、戦前の(1930以前の生れの)、老人ブロガーの存在意味でしょう。 その老人である私共の仲間共ですが、マスコミに頑張って貰わなければ日本の前途はまた暗黒になると心配しています。
佐久間象川
2008/01/25 06:08

コメントする help

ニックネーム
本 文