佐久間象川

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zoom RSS ピアニスト・ブログの継承(5)

<<   作成日時 : 2013/09/26 03:28   >>

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ピアニスト・ブログの(5番目)の記事: 
★一戦中派の感慨 一戦中派の感慨:[A-4]:[2005/3/25]、である。
   ★ ★ ★ ★ ★ ★  (ピアニスト・ブログの記事▲一戦中派の感慨一戦中派の感慨:[A-4] 、のコピー)

☆日本人の国民性
▲ある友人のホームパーテイでダンスの世界チャンピオン時代のシンキンソンとヨルゲッセンに直接聴いた話だが、彼らはダンスの基本中の基本であるボックスを毎日20分間練習する、というので、吃驚した。その時に彼等がその基本の練習を見せてくれて、しかもその最中に(わざと?)間違えて、お互いに「お前が悪い」と言い指差し合って見せたサ−ビス精神が、ご愛嬌でもあり感心しました。
▲テニスのウインブルドンに比すべき、ダンスのブラックプ−ル世界競技会(1998)で、準決勝戦で落選した日本代表選手がパ−トナ−を怒鳴りつける場面がありました。

「音楽なんてどうでも良い」と怒鳴る日本チャンピオンは技術の基本以前にダンスの「ダ」すら理解出来ていないことを暴露していました。 日本のダンスは所詮「輸入文化」。 100 年経っても世界のレベルに日本は追い付けない、問題の本質は別と思いました。
▲超一流の科学上の業績を上げ続けるので有名なワイツマン研究所の指導者である
マナッセンは夫婦共、戦争中アウシュビッツに強制収容される前はアムステルダムで(アンネの日記の)アンネ・フランクと同じ学校に通って居ました。 Y 君が、夕食に招かれた時、彼等はこの事は一言で済ませ、それ以上の話はしてくれなかった、という。
イスラエルの第2代大統領、
カチャルスキ・カツイ−ルと会った時に、共通の知人のマナッセンの話が出ましたが彼もこの件に就いては,それ以上の話はしませんでした。
往年のテニスの名選手リチャ−ド・ウイリアムはタイタニックに乗船していたが、結婚後30年間、妻にその事実を話さなかった、そうです。

   本当に厳しい体験をした人達とはこういうものかと思いました。

▲ 中国では文化大革命の目茶苦茶があっても、後で4人組裁判が来る。紅衛兵は追放された。
▲ドイツでは
ナチの責任追及が戦後半世紀の今も続く。チャウシェスクは叩き殺された。
▲日本では叙勲制度に反対して法案を潰した社会党の代議士達の殆どが、その後、生存者叙勲を受けた。     そのとき本人達はより上位の叙勲をと陰で運動し、同僚の社会党代議士達は祝賀会に参列した。

☆T{私の世紀}
★21世紀最初の「初日の出」を、客船「にっぽん丸」の上で迎えました。
洋上で拝む、21世紀初の「日の出」は感動的でした。
しかし,私自身の情念としては、前日の「太平洋上20世紀最後の日没」の方が、想い胸に溢れるものでした。 同時代の多くの人命が消えた激戦の地サイパンの沖合で、静かな日没を見た時、

 両親も私もが生きた「私の世紀」が今、終わると感慨を催しました。
20世紀最後の日の前日に、これから硫黄島の脇を通過すると、船内放送があったので、私は急いでデッキに出た。
驚いたことに、数百名の乗船客の内で舷側で島を見続け、見守っていたのは二人だけだった。
私のほかにもう一人の老人が居て、互いに少し離れた場所で、擂鉢山の形が見えなくなるまで、其の侭の位置に立ち尽くした。
島が見えなくなって舷側から船内に入る時に、互いに顔を見合わせて、「私共、二人だけでしたね」、と言葉を交わした。


★「聞け、わだつみの声」
▲2001年の話題映画「ホタル」や、TV番組「魚住少尉」(1963)の再放送を見て、これらの作品に強く共感を覚える自分が、現代の日本では骨董的な存在であることを、改めて自覚しました。

1970年代だと思うが、朝日新聞のコラム憂楽帳で読んだ話です。
コラムの筆者が、高校生の息子に阿川弘之の”予備学生もの”を読ませ感想を聞いたら、「特攻隊員募集で、希望者一歩前へ」と言われた時に、希望もしないのに、なぜ一歩前へ出るのか分からない、と言われ、どう説明しても、息子に理解して貰えなかった、という話が有りました。

大学紛争の時に、出来の悪いゲバ学生が教授を吊し上げて、「戦争中、何故反戦運動をしなかったか」と責め、「聞けわだつみの声」に対し、「被害者の立場のみ、加害者の立場の反省が無い」、と批判した無知と同じです。
戦後僅か四半世紀のことでした。


歴史的事実でも忘れられるものです。 愛する人々のために命を捧げて逝った「ホタル」や「魚住少尉」は、薄っぺらな現代社会の中で生れ育った人には、理解できないでしょう。 が、前世紀遺物の、骨董的な存在の私は、志の伝承のため発言したいです。

▲近所に住む老夫妻が、 「聞け、わだつみの声」の人々は時代に洗脳された哀れな存在だ、と評したのに驚き立腹しました。 私が若い時なら、ぶん殴って居たと思います。 このご主人はNHKの有名なアナウンサ−、現代の日本ではモテル人種です。


今のいい加減な日本社会の、物質的繁栄の内で育った若者は、まあ仕方ない。
 「戦争中に何故反戦運動をしなかったか」と絶叫して得意になっている学生と違って、わだつみの人達とほぼ同年代で、当時の世相を知る筈のこの夫妻のような人は、許し難く思います。
私がNHKの体質に疑問を持ち、海老ジョンイルだでない、と繰返す理由の一つです。

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佐久間象川
2013/10/03 20:39

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