「ホージンノススメ」へのコメント

 若林様:  コメントを有難う御座いました。
 以前に、私のブログ記事:(性悪説論者の弁(1))、に述べたとおり、私の同年輩の仲間が時々交歓する時に話題になったテーマを、それぞれのブログに書くものだから、同一の事柄を各自が書いたり、その上、各々の主張が相違したりすることが有ります。
それで居ながら、問題によっては最も大切な情報提供者のR君やY君の直接の情報が公開されないものだから、世間一般に事実関係が周知されず、歯がゆい思いをする事もあります。   でも、我々相互は同じ年代の者で、どの様な時代を生きて来たかを思えば、仕方ないと理解しています。

例えば、(飽くまで、「例えば」、とご理解下さい)、翌日の生死も分からぬ戦場で、或いは海難の漂流船の飢餓の中で、人肉食があった話を、体験者の誰が口にするでしょうか。  ( 一戦中派の感慨、のマナセンの話、が良い例です.。 また、往年のテニスの名選手リチャ-ド・ウイリアムはタイタニックに乗船していたが、結婚後30年間、妻にその事実を話さなかった、そうです。),
仮令、若林様が取材に見えても、その話はするものではありません。 {後註:[B-33] : ブログ開設一年を振返り{2}、参照}

国際競争の第一線で頑張ったR君やY君など、今の高齢者の多くは、現在の社会常識では認められないことをして、生きてきたのです。  その世代のお陰で、平和で豊かな今日の日本が有ります ( 「NHKらしさ」参照)。
それを知らぬ若者は、彼らの過去を気軽に非難することが出来ます。 が、我々には、それを出来ません。  決して「プロジェクトX」の綺麗ごとだけで、今日の日本が作られたのではない事を、現場で見てきたからです。 それで、詳細に知る仲間の情報を敢えて若林様に提供できない事をお許し下さい。


★でも、既に隠居している我々の仲間は皆、若林様は現在の日本にとって貴重な存在だと思っています。  若林様は「ホージンノススメ」の出版以来、最近の週刊誌やテレビ等でのご発言も、一貫しています。 独りで権力に立ち向かって、裁判を勝ち切った強さもご立派です。

元々、若林様がどの様なテーマを手掛けるかを選ぶのは、全くご自身の決めることで他人の口を挟む事でない。 まして若林様は、我々の仲間がそのお仕事ぶりを高く買っている方、なのだから何も言うべきではないとも思います。
が、老人のお節介で希望を言わせて頂けば、余り仕事の守備範囲の間口を広げすぎるのは感心できないけれど、逆に狭く絞ってしまうマイナスもある、とお考え頂きたく思います。


具体的には、官僚の無駄な予算の浪費の告発などからもう一歩踏み込んで、その官僚の仕事により、或いは、天下り先確保等の役得により、
経費の無駄遣い以上に、社会に害毒を撒き散らしている事実
も多く在りますので、追求して頂きたい。


若しも本当に有意義な仕事を、官僚がしてくれるならば、民間の給与の10倍の所得を与えても良いし、公務員住宅が無料でも良い、と私は思います。


実態は逆で、役に立たない所に予算を無駄遣いをするだけでなく、社会に害悪を流している事の方が、問題は大きいと私は思います。  それで、以前に、
「給料も、年金もそのままで良いから、仕事をしないで居てくれれば良いのだが
、なんて事を書いたこともあります。

官僚の無責任、予算の浪費、過剰な処遇、などの追及は勿論大切なことですが、流す害毒の問題を取上げて頂きたい、と思うのです。


私見では、現代日本の社会悪の根源に教育問題が有り、ここまで教育を歪めたのは、文部行政。 中でも、「センター試験」制度と、蛸足大学の創設だと思います。

そして、マスコミ等では従来指摘されていないことですが、その根源が
  文部官僚の天下り先開拓への陰謀に起因
するのです。
「センター試験」も蛸足大学の創設も、それが良いとか、悪いとか、技術的な面での議論は従来もしばしば繰返されてきました。 が、その存続の本質が、文部官僚の天下り方策に起因する事の追及が、全く行なわれて居なかったのが、残念でした。


どうか、若林様が視点を其処まで拡げて頑張って下さることを期待しています。 社会的な影響の大変に大きな問題ですから。

我々の仲間でこの問題に発言した記事を、(例に依って、ダブりや、相互の主張の衝突も有りますが)、2,3御紹介します。
★:大学入試センタ-試験(1) 
★:大学入試センタ-試験(2) :
★:性悪説論者の弁(1)

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