腹立たしい「布川事件」処理

この記事は前回の、▲[B-121]: 腹立たしい「法科優遇」の続編である。

               ★ ★ ★ ★ ★

如何にも勿体ぶった、一般人とは違うのだといった、服装、
   態度で裁判を行うが、我々は法曹関係者は知的無能力
   の癖に思い上がっている、と思っている。 昨年も、キャズ君が
      ▲ 日本の司法制度 :[C-180]、 に書いていた例では
   一審判決は「危険運転」と判断せず、「業務上過失致死傷罪」
   として、懲役7年6月にとどめていたが、福岡高裁判決は
   「危険運転致死傷罪」、を適用して懲役20年とし、
   判決文の中で、一審判決は誤りだ、と断じた。

一審判決が誤りならば、
     中国河南省の事件の担当裁判官と同様に、
     この一審裁判官は、処分されて然るべきである。


日本では、司法関係は、社会的に別格な処遇を受けながら、
   このような罰則が無いものだから
     ▲呆れた高裁判決(続)  :[B-107] 
     ▲呆れた高裁判決   :[B-105]
   に書いたような、冤罪、長期裁判、が続出する。

               ★ ★ ★ ★ ★

▲ [B-107]に書いた布川事件は、1967年の事件であり、しかも
   「足利事件」とは違って桜井被告は、取り調べ中も、裁判中も
   終始無実を主張し続けたばかりでなく、取調べを受けている間の
   日記に、アリバイ証拠となる記憶事実を記帳、 それも、
   警察に分からぬように、記号で書き残すことまでしていた。

現在となれば、「足利事件」よりも遥かに冤罪の証明は明白な筈である。
   それなのに、昨年12月に最高裁の判決で再審が言い渡されて
   いるのに半年間裁判は開かれず
          本日7/9に、地裁で漸く再審が開始する。

   桜井、杉山両被告の一生を破壊した冤罪を晴らすのに、無用に経過する
   この半年間も、裁判官は高額の給料を得ているのが許せない。

中国河南省の事件の担当裁判官と同様に、
   この事件の関係全裁判官は、処分されて然るべきである。



               ★ ★ ★ ★ ★

誤判の結果、死亡被害者まで出すことになった裁判官が、
     ▲2009秋の叙勲を見て  :[C-192]
   に書いてある通り、勲二等瑞宝章、を受けて、高級マンションに住んでいる。

他の諸分野での人々の努力で日本が一流国の仲間入りをし、
   経済的発展を遂げた中で、自身は何の功績もなかった分野なのに、
   司法関係だけが社会的に特別に厚遇されているのが、
   実に不愉快である。 

この記事へのコメント

佐久間象川
2011年05月29日 14:58
2011/5/25に水戸地裁土浦支部での、この「布川事件」再審判決で、無罪判決が言い渡された。
本記事を2010/7/9に書いて以後の経過は、2010/7の第二回公判で、検察側のDNA鑑定申請を却下、2010/11検察側が無期懲役求刑、2010/12弁護側が誤審の原因解明を求め結審。2011/3、東日本大震災で再審判決期日が延期、5/25に無罪判決が出た。 但し、神田大助裁判長からは、過去の再審判決で見られたようなねぎらいの言葉もなく、期待された無期懲役判決への「批判」も一切なかった。 これは、足利事件のように決定的な新証拠が出て無罪になったのではないためだろう。 しかし、2005/9に地裁が再審開始決定、2008/7東京高裁が検察側の即時抗告を棄却、2009/12に最高裁が検察側の特別抗告を退けて、再審開始が決定した経緯を思うと、法曹人の時間に対する鈍感さに呆れかえる。

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