NHKの体質

私がNHKに批判を持つ理由の一つは、周辺で知合いのNHK職員の全てが、人間的に尊敬できない、という事情が有る。
他の企業、組織、職業に属する人達は、職種に特有なカラーは有っても、夫々の個人が個別な人格をもつのだが、NHK職員に限って、例外なく人柄に問題を感じる、ということは、その属する組織に問題が有ると言うこと。
海老ジョンイルだけが特殊だとか、最近伝えられている、一連の不祥事が、それに関与した人物の問題だとかでなく、何か組織の体質に問題がある、ように思えてならない。



▲ 聴覚障害を乗り越え、世界的ピアニストとして、活躍中のフジ子・ヘミングは、
 名前が知られるきっかけになった、99年放送のNHKドキュメンタリー番組に、自身が言及した。
同局スタッフが、没落したフジ子を取材したかったのに、実際は大人気だったため、番組をお蔵入りさせようとしていたことを暴露した。
放送の3日前に、「放送しないと、首をつって死んでやる」、と電報を打ち、同局が翻意した、というから酷いものだ。

フジ子は、「NHKの担当者は、私のことをよく知らなかった。
 演奏を聴いても美しいと思わない人だった」、(2005年03月07日:日刊スポーツ)と言うが、
この辺が、私が言う、組織の体質である。

▲大学紛争の時に、出来の悪いゲバ学生が教授を吊し上げて、
 「戦争中、何故反戦運動をしなかったか」、と責め、
 「聞けわだつみの声」、に対して、「被害者の立場のみで、加害者の立場の反省が無い」、
と批判したのは、不勉強ゆえの無知からです。


戦後僅か四半世紀のことでした。
歴史的事実でも、忘れられるものです。
愛する人々のために、命を捧げて逝った人の思いは、薄っぺらな現代社会の中で、生れ育った人には、理解できないでしょう。
 が、前世紀を生きた人間の私は、志の伝承のため発言したいです。



近所に住む老夫妻が
「聞け、わだつみの声」、の人々は、時代に洗脳された、哀れな存在だ
と評したのに驚き、立腹しました。
私が若い時なら、ぶん殴って居たでしょう。

この不埒なご主人は、有名なNHKアナウンサ-です。
今のいい加減な日本社会の、物質的繁栄の内で育った若者が、「戦争中に何故反戦運動をしなかったか」、と絶叫して得意になっても、まあ仕方ない。
だが私や、わだつみの人達とほぼ同年代で、当時の世相を知る筈の、この夫妻のような人は、許し難く思います。



▲NHKTVの生活ホットモーニングの時間に、癌サポートキャンペーン(2005/04/05)という番組を放映していた。
この時も、折角現代に適切なテーマで、良い出演者を揃えて、内容のある話をしているのに、毎度のNHKの程度の悪さが露出して残念。

アナウンサーが、自分が目立ちたいばかりに、発言中に絶えず手を動かして、視聴者の注意力を乱す。
他の出演者の話の時には、容に注意が向くのに、アナウンサーが発言を始めると、手を振り回すのに、気が散って仕様が無い。

この番組だけでない。  何のための放送か、誰の為の番組か考えて、もう少しお行儀良くして欲しい。
 アナウンサーの顔見世が目的ではないのだ


将棋のアナウンサーも、自分は棋力も弱いのに知ったかぶりで、解説のプロ棋士の発言を邪魔して、発言中に割って入って、自分が喋る時間を増やそうとする。
魂胆がミエミエで、実に不愉快である。
芸事は全て、上から下の技量は見えるが、下から上は見えないもの。
担当アナウンサーは、己の技量の拙さを自覚できないので、気の利いた発言をしている心算でも、
言葉の端々に彼の棋力の弱さが見えて、虚しさだけが残る。

アマチュアでも高段者になると、解説のプロ棋士が、今何を解説しようとしているのかが分り、その話の内容を期待を持って待っている。
と、その棋士の前置きの言葉の意味が理解できないアナウンサーが、
画面を切替えて風景の話し等を始める。


アナウンサーの仕事は、自分が喋ることではないことが分っていない。
対局の状況を伝え、解説のプロ棋士の視聴者の分り易い発言を引き出すことが仕事である。
昔、アマ高段者が聴き手を勤めたときは、こうではなかった。
むしろ逆に、その人は分っているに違いないことを、シラバクレテ、「この手はどういう意味なのでしょうか」、などと知らぬ振りをして、解説のプロの発言を助けていた。

封じ手の開封風景などの状況は、(担当アナには珍しい事であっても)将棋愛好者は今迄に何十回ワンパターンの状況放映を見せられただろう。
野球愛好者は「テレビ放映でアナウンサーが、『撃ちました』、なんて騒がなくても、ラヂオじゃないのだから画面を見ていれば分る」とこぼすのと同じだ。


▲民間放送と違って半強制的に視聴料を取るNHKの放送は、商業主義によって一般視聴者の白痴化を煽るものでなく,教養のレベルアップに寄与する物であるべきである。
集めた聴取料金を、ネコババしたり、私物化したり、は論外だ、無駄遣いも許されるべきで無い。

ライン川の風景描写を放映するために、百人位ものゲストを連れて行ったのは、役得根性丸出しで、体質に根本的な問題が有る。

その様な社会的不正を不愉快に思う大衆に依って、韓国ドラマが持て囃され、イランの、「運動靴と赤い金魚」、が評判になるのだ。
  ヨン様の姿形、の故ではない。

現代の日本では失われてしまった、「良さ」、の諸々が、あそこには在る。
そこが分らない

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