またもNHKの問題

昨日のNHKのTVニュース番組では、“赤福”の表示問題が、一日中繰返し放映されていた。和菓子の賞味期限の表示に問題がある、との内容である。
確かに日本中にその名が知られている伊勢の“赤福餅”であるから、ニュースであることに間違いはない。
しかし、その問題と言うのが、腐敗したもの、毒性のあるものを販売した、というのでなく、賞味期限の表示に不正確さがあった、というだけのことである。

この日のニュースでア取り上げられた他のテーマ、例えば
東京近郊で朝の通勤時間帯に、交通機関で、自動改札機にトラブル生じた為、いろいろと乗客に不便をかけたとか、
国会では衆議院決算行政監視委員会で角福二世同士の真摯な政策論争があったとか、
を後回しにして大騒ぎをするほどの問題でないのは明瞭である。

そして、赤福の次に取り上げられたのが、”パロマの湯沸かし器”の事故である。
これも製品自体に欠陥があったというよりは、寧ろ使用者の責任に属する部分が多い問題である。
喩えて見れば寿命の来たタイアを取り替えずに走っていて生じた自動車事故を、自動車メーカーに責任を問うようなものである。

夕食時のニュースの時間の三分の二を掛けて、この“赤福”と“パロマ湯沸かし器”の問題を扱い、メーカーの責任者に頭を下げさせたりして時間を使い、
残りの僅かな時間で、国会の角福二世論争、自動改札機トラブルの問題、力士急死についての相撲協会の対応、年金保険料横領事件への自治体と政府の対応の問題、
を詰め込んでいる。


報道するニュースの重要さの評価が出来ない、こんな報道機関は、民放であっても周波数を割り当てるに値しない。
それが、黙っていれば、税金の様に国民から強制的に取り立てる聴取料を、取ろうと考えているのだから呆れる

「価値観」音痴であるのに、自分の事は見えないものだから、どうしようもない。


民放に較べて立場上有利な地位にあるものだから、大相撲放映などを独占していた時に、相撲部屋というものの実態が今、問題なっているようであることを知らぬ筈はなかったのに、ただの一度でも触れたことが無かった。
我々素人でも、相撲部屋というものが、どんなかは、ある程度は知っていたのに。
あの朝青龍のふてぶてしさとか、八百長疑惑の問題を、取り上げたこともなかった。
時の権力者には弱いNHKが、当時は日の出の勢いの朝青龍を批判しないのは、自然であった。

過去にも何度か取り上げたが、NHKアナウンサーの日本語の酷さ(用語の意味、と、アクセントの間違い)、その他の多くの問題の根源は職員の縁故採用に根源がある

NHK経営委員会の古森重隆委員長発言に対し、NHK側は反発しているが、若しも委員長発言が気に入らなければ、
職員の縁故採用を止める事と、
本日の様な価値観でニュースの大切さを評価する馬鹿さを反省する事、
そして取材の名に便乗して縁故者数十名が海外旅行を楽しむような企画を廃止することが

反発発言の前提として、必要である。

昨日のTVニュースでは“赤福”の問題は長々と時間を掛けて報道していたが、NHK経営委員会の古森委員長発言の報道は一言も無かったので、ここに取り上げる。

なお私が従来、NHKについて書いた記事には、以下のものがある:

「NHKらしさ」:[B-2]:[2005/04/07] 
「NHKの体質」:[B-3]:[2005/04/08 ]
ブログ開設一年を振返り{3}、NHK問題:(1):[B-34] [2006/04/15]
ブログ開設一年を振返り、{4}NHK問題:(2) :[B-37]
文化と常識の変遷(5c) マスコミと日本滅亡:[B-63]:(2007/09/02)

   ★ ★ ★ ★ ★

補足:これは昨日のTVニュース番組について書いた記事だが、一日経った本日の夕刻6pmのNHKニュースを只今見たら、相変わらず冒頭に“赤福”を取り上げていて、他の重大ニュースが全て後回しになっていて、呆れた。(2007/10/13/6.30pm)

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