腹立たしい「NHK・竜馬伝」

我が家では、毎週、  土曜日の夜に、NHKBSドラマ
   「蒼穹の昴」(浅田次郎原作:そうきゅうのすばる)、を見、
   日曜日夜には、 「NHK大河ドラマ竜馬伝」を見る。
      この二つのドラマの質の差は、
            まさに天地の大差
がある。
   同じNHKで放送する番組、とは思えぬこの落差は
   何処から生じるのだろう。

「蒼穹の昴」は、中国の横店映像スタジオで撮影されたもので、
   程度の悪いNHKスタッフ、の作成するドラマとは違う、
      と言ってしまえばそれまでだが、 それならば
   毎週一日違いに同時間帯に放映することもないだろう。
   原作者はいずれも、日本人(浅田次郎と、司馬遼太郎)
   であり、 製作は「蒼穹の昴」は中国、とは言っても、
   主演は日本人・田中裕子なのだから、 
   同レベルとはいかないまでも、こんなの出来栄えの
   違うモノ、になるのは理解しがたい。

結局、NHKの人間には、
     その質の差が、分からない
のだろう。


   「竜馬伝」では、出てくる人物がただ無暗に大きな声で
   怒鳴り散らし、どたばたと動き回るのに、肝心なセリフが
   非常に聞き取り難くて、何を言っているのか、
             全く分からない。

   筋の進行を理解することは出来ないので、 こちらが
    持っている幕末の歴史事実の知識で、内容を推測する。

 これは私の個人的意見ではなく、毎日通っている病院の
   受付掛かりも、待合室で顔見知りになった人々も、
   一様に同じことを言っている。

これに対して、「蒼穹の昴」は役者が無言で顔を動かす
   しぐさでも、その内面的な心理がよく伝わってくるし、
   どたばたなど無くても、見ている方が落ち着かなく
   なって、 心臓が早打ちするのを感じる。


これは矢張り、NHKそのものが持つ文化レベルの低劣さが
   根底にあるので、この程度の作品しかできない監督
   とか演出家を起用している、ということなのだろう。 
 ▲ 昔の人に、また逢はめやも (1)『司馬遼太郎』氏:[A-6]  
   を書いた、ピアニスト君が、
   「小説『竜馬がゆく』(1963年)の原作者、司馬遼太郎が
      これを見たら、激怒するのは明白である」
   と言っていた。
何度も言うとおり、税金のように、NHKに義務的に
   国民から聴視料を取ることは、 廃止すべきであろう。

{追記}:この記事を公開したころ、新聞で見た川柳に
    この件で秀逸な作品があったが、メモを残し損なった。
   その後、6/25の新聞に掲載されたものが、目に付いた
   ので紹介する:
     怒鳴り合いだけが人気か 竜馬伝
                (横浜 北川昇氏作)
なお、その後の川柳については、
   ▲朝ドラ「ゲゲゲの女房」:[C-231]、参照

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